5/19のプロジェクト開始に先立って、迷路のまちの「meiPAM」を見学してまいりました!
前回のブログにも記載したとおり、ホテルの建つ「土庄本町」はそのむかし海賊の被害に悩まされており、それらから身を守るためにこの地域を迷路のようにして身を守った、と言われています。
ご興味のある方は、グーグルマップで土庄町の「本町1丁目」あたりをご覧いただければ、本当に迷路みたいになってるなとご確認いただけると思います。ほとんどが車が通れない、通れても軽自動車が片道ぎりぎり。地元の人間でも、このあたりに住んでいない人は冗談抜きで迷います。
さて、この迷路のまちを舞台に繰り広げられる今回のプロジェクトですが、この地域に建つ倉庫や店舗を改装して、小豆島にゆかりのあるアーティストたちの作品を3か所に展示しております。これを探すのが大変(汗)
さて、ホテル正面の
そういった来訪者の方に対してインフォメーションセンター的役割を果たすのが、この「meiPAM1」。もとは呉服屋の倉庫で、内部を改装してギャラリーやグッズ・チケット販売を行う場所になっています。ここまでは比較的たどり着きやすい。
この中の展示作品はフラッシュをたかなければ撮影OKとのこと。これはうれしい。
そしてひときわ目立つ異様なモニュメント。
「HEISEI MAZE SPIRAL」という作品で、地元香川県のアーティスト「槇塚 登」さんが作成されました。鉄という素材を軸に、流木や廃棄物を利用した作品造成を得意とする方だそうです。
こちらも内部をお見せすることはできませんが、大変面白い作品でした!
ネタバレかもしれませんが、中に入ろうとした際、びっくりして地面を踏むことをためらいました。
よくみると…
これは行ってみてのお楽しみ。
そして次は、醤油屋などの倉庫を改装したギャラリー「meiPAM2」。
これもmeiPAM1からすぐ近くでわかりやすいです。私の小さいころこのあたりは、スーパーやモスバーガー、本屋などもありかなり賑わっていた地域でした。スーパーでの買い物の帰りに、チーズバーガーよく買ってもらってた。なつかしいなあ。
ここも内部は撮影禁止ですが、なかなか面白い作品がありました。
そして、ここが問題(一番わかりにくいという意味で)の「meiPAM3」。
はっきり言って地図を見ながらでも迷います。
今日も、私をふくめて約10名ほどがうろうろ地図を片手に迷ってました(汗)みんな島民なのに。
ここは妖怪絵描鬼(えかき)柳生忠平さんの作品の作品が展示されています。もともとは飲食店だった建物を改装していますが、これが妖怪の絵や造形物に非常にマッチ。いい雰囲気を醸し出しております。忠平さんは本当に妖怪を身近なものとして感じてらっしゃるのがよくわかりました。これも内部をお見せできないのが残念。
ざっと1時間弱の散策。
途中少しだけ迷ってタイムロスはありましたが、ホテルに滞在中の暇つぶしにはもってこいの観光スポットになりそうです。お車がなくても、ちょっとそこまでの間隔でお越しいただけますので、迷路のまちをぶらぶらと、古き良きスローなひとときをお楽しみください。
(ギャラリー開館時間 10:00~18:00 月曜定休)
余談ですが、迷路のまちを散策中に、自転車に乗った、坊主頭で不思議なメガネをかけた妖怪に遭遇しました(笑)どうやらこの妖怪は絵を描くのが大好きな鬼のようです。
meiPAM3の棲み家から出てきたものと思われますが、笑顔の素敵な心優しい妖怪ですので、実際に見かけてもこわがる必要はございません!石とか決して投げないでください!!呪われますよ!!(たぶん)
優しく声をかけると、作品の説明や小豆島の説明などをしてくれるかもしれませんよ♪